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2010年10月16日 (土)

『御利生祭弦まつり。 』

今日は成田山御利生祭弦まつり。
メインイベントは成田山本堂、津軽三味線150名による大合奏。

様々な流派やグループの津軽三味線奏者が一同に会し、
心を合わせて合奏する。
津軽三味線奏者として、感動のイベント。
この感動が、見てくださるお客さま方にも伝わるように念じながら、
一生懸命演奏した。

津軽三味線のふるさと青森県岩木町で、諸流派や派閥を超え
日本全国の津軽三味線奏者に呼び掛け、数百人の大合奏を
初めたのは、私の師匠山田千里。
そしてその大合奏のための曲をつくった。
今の津軽三味線の盛況をつくったのも、山田千里の功績によるものが
大きいと思う。

師匠は私の津軽三味線の道しるべ。
私も少しでも師匠の志しを継いでいきたい。
津軽三味線をひろめていきたい。
愛好者を増やしていきたい。
そして他の演奏者と共に、演奏を極めて行きたい。

その想いを込めて、私はこのお祭りに参加してきた。
最初にこの御利生祭を、津軽三味線を中心としたお祭りにしたいとの
相談を受けた時、『こりゃ大変だ。』と思った。限られた予算。
出演者は、みなほとんどボランティアだ。だから出演者にも楽しんで
もらわなくてはならない。もちろん見に来てくださるお客さまにも
楽しんでもらわなくては。
しかしこのお祭りを重ねるうちに、少しずつ津軽三味線の演奏を
楽しみにしてくださるお客さまが増えてきた。そして参加してくれる演奏者も。

本堂前にひろがる広場は、大合奏を見るお客さまで埋めつくされた。
拍手がわき起こる。歓声が上がる。
本堂前の空に鰯雲がひろがっていた。
150名の仲間と共に本堂から空に向かって、三味線を弾いた。

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