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2010年1月24日 (日)

『最果ての街。』

お昼前にホテルを出て、釧路の街を歩く。
街中、雪と氷に覆われている。
道はスケートリンクみたいにすべる。
人がほとんど歩いていない。
シャッターが閉まっているお店が多いからか。

七年前、通芳と釧路に来た時に入った、駅前のうどん屋に入る。
その時は開店したばかりで、お年寄りの夫婦が慣れない手つきで
一生懸命うどんを作っていた。
これから、やっていけるんだろうかと心配してたけど、お店の中には
いっぱいお客さん。
おじいさんが張り切ってうどんを茹でていた。

よかった。

パン屋のカフェテリアに入ってお茶を飲む。
コーヒーがなんと180円。
コンビニで水を買うと2リットル88円。

なんか釧路の街は安いものが多い。
そういえば、うどんもすごい安かった。

ジスイズでジャズを聞きながら紅茶を飲む。

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LPレコードに針を落として、大きなスピーカーで聞くジャズはまた格別。
小林さんに、初めて私が釧路に来た時の写真を見せてもらう。

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16年前、大野一雄先生の『わたしのお母さん。』公演の時だ。

私も若かった。


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次の年からジスイズでの、私のライブが始まった。
毎回狭いジスイズにいっぱいのお客さまで、『酸欠ライブ』などと呼んでいた。

小林さんと、次回のライブの話しをする。
私が『次回は、ろうそくの明かりでしたらどうでしょう。』と言うと、
小林さんは『月明かりの中でやりましょう。』とおっしゃる。

『百歳座の舞台の後ろにある窓から、満月の夜にちょうどいい
月明かりが入るんですよ。』なるほど、それもいい。

大野先生の百歳の椅子を作られた、自然木家具作家の勝水さんが、
今度は『佐藤通弘の椅子』を作ってくださるそうなので、
次回は満月の夜に窓から月明かりがさす中、ろうそくの明かりで、
勝水さんの作った『佐藤通弘の椅子』でやりましょう。ということになる。

小林さんが二枚ある虎の版画のうち一枚を私にくれた。

その版画の虎には目が入っていない。
『次回のそのライブを成功させた時に、二人でこの虎に目を入れましょう。』と、
またがっしりと熱い握手。

『よし!!』次回のそのライブを成功させるためにも、今夜の第二夜をがんばらないと。

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コメント

先生の椅子sign02それは凄い・・・どんな椅子が出来んでしょうねhappy02それに月明かりとは幻想的confidentshine先生達は情熱家ですねステキですhappy02heart04

うどん屋さんよかったですねhappy01お客さんも沢山いるということは美味しいんでしょうねdelicious

投稿: チアキ | 2010年2月24日 (水) 10時35分

思い出が沢山詰まった街なんですねconfident

ジャズを聞きながら、時間を過ごすなんてカッコいいっnote
『佐藤通弘の椅子』での月夜のライブなんて…。すごく素敵ですねshine


その時には、ジスイズにお邪魔して素晴らしい演奏の前に、ジャズを聞きながら大人な時間を味わってみたいです。

投稿: ai | 2010年2月25日 (木) 12時47分

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