« 2008年1月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年2月20日 (水)

「月日は百代の過客にして・・・」

上野発札幌行きの北斗星号に乗って、釧路に行きます。

2008021816330000

福島県に入る頃から、車窓は雪景色になりました。私は日々
旅の中にあります。

時には今回のような遠くまでの旅。

また時には一時間足らず近い旅。

三味線の演奏の為にいろいろな旅をします。

そのいろいろな旅の中にある私に、安らぎすら感じます。
むかし演歌のショーのゲストに呼んでいただいた時に、ある
高名な姓名鑑定をなさる方が楽屋にいらして、私の名前を
みてくださったことがありました。

私の名前はその方によりますと、『何をやらせても3日ともたず、
同じことを続けることが出来ない。

大凶です。
ただ、針の先のように繊細さがある名前です。』とおっしゃいました。

なるほど私は学生の頃からアルバイトでも3日続けないうちに、
嫌になってしまったり風邪をひいてしまったり、一週間と続きま
せんでした。

三味線の演奏を始めてからも、演劇の仕事のように、同じ会場で
同じことを10日20日一ヶ月と続けるような時には、つまらない毎日
で気が狂いそうになったことがありました。

私は日々違う会場、違う内容、違う方々の中でということで、
新鮮な気持ちで三味線の演奏を続けることが出来るのだろうか、
と思いました。

雪の行路をひた走っていた列車は、いつのまにか止まっています。
青森信号所です。

2008021902000000

機関車を交換して函館を目指します。

『月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。』 松尾芭蕉

|

« 2008年1月 | トップページ | 2008年4月 »