「和リーグ」
今日は高久さんのプロデュース、和リーグの舞台。
同じ邦楽の世界でありながら、同じ舞台に上がることは
あり得ないという組み合わせの共演が行われます。
太鼓と狂言、津軽三味線と狂言。これも高久さんの和の
世界での顔の広さと、見識の高さからでしょう。
ただこのように、今まであり得ないことをするというような
舞台は、日本ではチケットがなかなか売れません。
今回もだいぶご苦労されたことと思います。
一部の終わりに私のソロ演奏の舞台。
津軽よされ節、津軽音頭、そして荷方節の三曲。
一曲一曲にそれぞれの照明。
舞台の後ろのスクリーンにはそれぞれのイメージの映像や字幕。
もう否応なしに私の集中力は高まります。
休憩をはさんで二部の最初は、私と太鼓の響さんとのデュオ。
そして狂言と太鼓とのコラボレーション。
その後にいよいよ狂言と津軽三味線とのコラボレーション。
私は今まで、お芝居や映画の音楽として参加させていただいた
ことがあります。この場合、もちろんお芝居や映画が主役であり
ますから、私は主役を引き立てるために気持ち的に後ろに下が
って演奏します。
しかし今回は狂言のバックではなく、対等の気持ちで演奏して
よいということで、気持ち的にも音量的にも、思いっきり演奏して
しまいました。
これも、私にとって今までにない新しい試みでした。
狂言師の方のお家は、代々室町時代からのお家柄だそうです。
新しいことやしたことのないことに、抵抗を感じてしまうのではない
かと思っていたのですが。なによりも気持ちよかったのは、狂言
師の方々のふところの広さでした。
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