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2007年10月20日 (土)

「成田弦まつり。」

成田弦まつりは数年前から三味線、主に津軽三味線をメインに
したお祭りにしようと、成田商工会議所が主催して行っております。

私も近くに住む津軽三味線奏者の一人として、私の出来ることで
協力させていただいております。
特に今回は、成田山本堂での百人大合奏をするということで、
私もいろいろな津軽三味線の先生方に参加を呼び掛けました。
おかげ様で今回は、目標を大きく上回る約130名の津軽三味線
演奏者の方々が集まって下さいました。

白い鰯雲が浮かぶ青空の下、たくさんのお客様を前に本堂前
大階段にて、私の師匠の作曲した『あどはたり』を合奏しました。
いろいろな流派の方々が心を一つにして、このような晴れの
舞台を共にすることが出来て本当に嬉しく思いました。

十数年前私の師匠は、青森県岩木町を津軽三味線のふるさと
として、津軽三味線フェスティバルを開催して、日本全国いろいろな
地方の先生方に声をかけて、流派を越えて一つのフェスティバルを
創りました。

その時もやはりこの『あどはたり』を、岩木町体育館で
数百名の大合奏をいたしました。
今にして思えば、師匠の企画したこのフェスティバルと弘前の
三味線コンクールが、津軽三味線の世界を開かれたものにして、
そのことが若者達による現在の津軽三味線ブームに繋がっていった
のではないでしょうか。

本堂前大階段からふと空を眺め、師匠に語りかけました。

『先生。私は今でも、先生の後ろを追いかけています。』


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