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2007年3月10日 (土)

「広島県世羅町」

今日は広島県、世羅町のせらにしタウンセンターでの演奏です。
久方ぶりに通芳と二人の演奏会です。広島空港をおりましたらお迎えを受けて
車で約50分、山中のアップダウンを繰り返す山道を行きます。

私は30年近く前からの花粉症で、この季節はマスクを離せません。
車の外を見れば、杉や松の木がそれこそ山を覆うようにはえています。
一瞬「うわぁ。」と思いましたが、そういえば飛行機を降りてからくしゃみを
一度もしません。不思議不思議。
やはり花粉症には、花粉だけが悪いのではなく。花粉と、排気ガスなどの
有害物質が結びついて花粉症を引き起こすのだという話しは本当なのかなぁ、
と思いました。

山中の道はやがて山里という風景になりました。田や畑の中に、茅葺き屋根の
家が点在しています。日本の原風景という風情です。空港から一度も町を通らず
にそのまま、せらにしタウンセンターに着きました。

ホールは新しく近代的で素晴らしいホールでしたが、お客様方は素朴でとても
純真な感じがしました。演奏中も、ほんの少しの演奏の起伏に対しても
「わぁー!」というような反応をして下さる。曲間の話しにも暖かい拍手をいただける。
演奏している私どもの方が、心が暖かいもので満たされて行く、という気が致しました。

終演後は空港ホテルまで車で送っていただきました。帰りの山道は月も星も無い、
真っ暗な魑魅魍魎の出現しそうな風情。ヘッドライトにさっと小さな影がよぎります。
月の無い晩には、よく狸が車にひかれるそうです。
夜はお腹がすいて通芳と二人、ホテルのお部屋でコンビニで買った物を食べました。
通芳はむしゃむしゃと、食べること食べること。

もーちょっと、腹も身の内ということも考えたらいいのに。

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