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2006年10月16日 (月)

「酒遊舘の音の神様」

昨日は滋賀県近江八幡の酒遊舘という、江戸時代から続く蔵本の蔵をそのまま
ホールにした、という空間で演奏をさせていただきました。

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私はこちらで年に一度、秋に演奏させていただいて今年で13年目です。
毎年この酒遊舘で演奏するこを楽しみしています。この空間は、江戸時代からの
蔵という、年月を重ねた古い建物です。このような古い建物には、その場所その
場所独特の味わい深い音があるのです。酒遊舘の音は、音の余韻が丸く延びて、
私にはとても色めかしく感じられるのです。
いつも酒遊舘に来る時は、早めに会場入りをして、二時間も三時間も三味線を
弾いてその音を楽しみます。ですから、本番開演の時にはもうすでに演奏を終え
た後のような気分になってしまっていたりします。

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昔からお酒を造る時には、酵母菌が発酵して・・・というようには考えず、ひとつ
ひとつの蔵のそれぞれ神様がいて、それぞれの味わいのあるお酒が出来る、と
考えたそうです。
演奏する音にもやはり、それぞれの空間に音の神様がいて、それぞれの味わい
のある音が出来るのでしょうか。 私は来年の秋にもきっと、酒遊舘の音の神様に
会いに行くことと思います。近江八幡の古い街並みにはまた風情があります。
酒遊舘はその古い街並みの中にあります。

皆さんも秋の近江八幡を味わいに、そして酒遊舘の音の神様に会いにいらっしゃ
いませんか?

通弘

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