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2006年6月12日 (月)

電話インタビュー。

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先日といっても大分前になりますが青森放送のラジオ番組で電話インタビューを受けました。私の師匠、故山田千里を特集した一時間番組でした。

出演者はアナウンサー、高橋竹山さんのお弟子西川さん。津軽民謡研究家の、三名の方々でした。電話インタビューというので、私は2、3分のことと思っていたのですが、結局インタビューは20分近くにもなりました。

私は、「師匠、山田千里は、山のように、大きな人でありました。」と話しました。師匠はそれほど背も高くない人でしたが、ひとたび舞台に上がればまるで巨人のように、大きな大きな人でした。また舞台の上だけでなく、普段の時も多くを語らす゛。我々弟子達に対しても、話して教え諭すというより。自分で実践しておこなって、後ろ姿で教えるという人であったような気がします。まさしく師父、私にとって津軽三味線の親、父でありました。インタビューの途中では、私のリクエストで師匠の「津軽あいや節」を流していただきました。それはありし日の師匠の、舞台上での息遣いまでも感じさせる演奏でした。その時ふと、「このインタビューはなぜ私が受けるんだろう。」と思いました。わざわざ千葉まで電話でインタビューをしなくても、青森県にはたくさんの師匠の高弟がおります。

師匠の「うわーん、うわーん。」とうなるようなその演奏を聞いているうちに、そのうなりの中から師匠の声が聞こえてきたような気がしたのです。「通弘、おめが、しゃべればいいんだ。」

佐藤通弘
http://www.tsugaru-michihiro.com

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